2018年EICMA「Most Beautiful Motorcycle」に選出
「Brutale 1000 Serie Oro」は2018年のEICMA(ミラノショー)で「最も美しいモーターサイクル」に選出されたモデルです。
美しいバイクの多いアグスタの中でも、ひときわ目を引くデザインを持ったモデルです。
200hp超えの「ハイパーネイキッド」
スペック:スーパースポーツもビックリのパーフェクトな性能
スペック
- エンジン:4ストローク四気筒DOHCエンジン
- 総排気量:998cc
- 最高出力:208hp(155kw)/13,450rpm
- 最大トルク:11.7kgm/9,300rpm
- 全長×全幅:2,086×1,031(mm)
- ホイールベース:1,432mm
- 車両重量(乾燥):186kg
- 前後サスペンション:OHLINS(電子制御式)
- 前後ブレーキ:brembo
- モード:4種類(ノーマル・スポーツ・レイン・カスタム)
- トラクションコントロール:8段階
- アップダウン対応クイックシフター
- アンチウィリーシステム
- ローンチコントロール
- コーナリングヘッドライト
スペックは非の打ち所がないほど高性能です。
ヤマハ MT-10やKTM スーパーデュークなどの、俗に言う「スーパーネイキッド」すら超えた「ハイパーネイキッド」とでも呼ぶべきもの。
軽量、ハイパワーなだけでなく、スーパースポーツもびっくりの最新の電子装備を網羅しています。
トラクションコントロールやアンチウィリーシステムによって、その超ハイパワーを多くのライダーが扱うことができます。
スマートフォン連携
最新鋭のフルカラーTFTメーター(ダッシュボード)によって、満載の電子制御をコントロールします。
また、スマートフォンとBluetoothによって接続することで、電話・メールや音楽の操作が可能です。
バイクは電子制御の多様化にインターフェースが追いついていない印象ですが、このマシンにおいてはかなり解消されそうです。
デザイン:マッシブながらも優雅なスタイリング
デザインはマッシブ(筋肉質)で非常に凝縮感があります。
まるで筋肉により張り出したかのような、一流の彫刻のように隆々とした生命感を感じるスタイリングです。
その様は、生命感のある美しさを特徴とするアグスタの中でも際立っています。
最新のエアロパーツを装備
ネイキッドながら、ダウンフォースを発生させるサイドスポイラーを装備しています。
これにより高速安定性を向上させています。
スーパースポーツですらようやく搭載され始めているこの装備を持つことからも、このマシンがいかに特別であるかを感じさせます。
高級素材をふんだんに使用
チタニウムサイレンサー、チタンボルト、マグネシウムエンジンカバー、果てはカーボンホイールなど、考えうる限りの超高級素材をふんだんに使用することで、軽量化を実現しています。
細部のアルミパーツも削り出しが盛りだくさんと、贅の限りを尽くしたマシンです。
価格/発売日:驚愕のプライス
気になるお値段は594万円。発売日は2019年9月を予定しています。
世界限定300台ということで、日本に入ってくるのは20台程度と予想します。
最新の技術と最高の素材を詰め込んだマシンということで、値段にも妥協がありませんね。
値段も台数も、庶民には手が届かない一品となってしまいました。