【レビュー】ボブルビー 20L GTX:バイク乗りのためのバックパック【プロテクター】

BOBLBEE 20L GTX (身長180cm)

「BOBLBEE」って知ってる?

「ボブルビー」はスウェーデンのカバンメーカーです。

ABS樹脂製のハードシェルバックパックでお馴染みです。

このシェルは荷物を守るのはもちろん、ユーザーがバイクやスキーで事故にあった際に背中(脊椎)を保護してくれます。

その保護性能は、ヨーロッパの安全規格(CE規格)の最高レベルを取得するほど。

すごそう

このバックパックの初代「メガロポリス」は1998年に発売された、大変息の長いプロダクトです。

現在は「Point65」社へライセンスが譲渡され、ボブルビーの名は商品名に残りました。

それにともない、メガロポリスは現在「25L」、小型版のピープルズ・デライトは「20L」という名称へ変わりました。

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「BOBLBEE 20L GTX」はコンパクトでスタイリッシュ!

ボブルビーのバックパックには現在、グレードが「GT」と「GTX」の二種類、容量が「20L」と「25L」の二種類で計4種類が存在します。

グレードやサイズに関してはこの後詳しく紹介します。

私はバイクで日常使用目的でしたので、軽くて小さい「20L」で、せっかくなので上位グレードの「GTX」を選びました。

コンパクトな方がバイクに乗った際にスタイリッシュですよ!

見覚えがある方も多いハズ
ソリ?スコップ?ぽい

スペック

スペック

  • サイズ:高さ53cm×幅32cm×厚さ15cm
  • 容量:15-20L
  • 重さ:1.8kg

「GTX」と「GT」の違い

左:GTX 右:GT

グレードは「GT」と上位グレード「GTX」の二種類あります。

この違いはトップ部分の作りにあります。

GTはソフト素材なのに対し、GTXはセミハード素材になり、バイクなどでの走行時に風の抵抗を軽減します。

スーパースポーツなどの前傾姿勢のバイクでは、この差は大きいです。

友人のGTを試させてもらったところ、明らかに風の抵抗を感じました。

また、雨が溜まらないなど、毎日使うにもGTXがおすすめです。

「25L」と「20L」のサイズ比較

「25L」のサイズは「高さ56cm×幅33cm×厚さ19cm」

高さは3cmぽっちの違いですが、厚さがあるため、実物はかなり大きく見えます。

並べてみるとこんなにサイズが違います。

左:25L GTX 右:20L GTX

カラーは8色!バイクに合わせて!

カラーは8色と豊富で、バイクに合わせて選ぶことが出来ます。

また、シェルのみもパーツで販売されているので、バイクを乗り換えたり、ボロボロになっても交換できます。

ホンダレッド、ヤマハとスズキのブルー、カワサキグリーンはもちろん、KTMオレンジやハスクバーナホワイトなんかともコーディネート出来ますね。

ちなみに、ホワイトとレッドのみ、その他の色よりやや安い価格設定となっております。

おそらくこの2色は無塗装で、その他は塗装仕上げであるためと思われます。(全色を実物で確認したわけではありませんので、ご注意ください。)

塗装モデルは半つや消しとなっており、なかなか高級感があります。

使い勝手は良好!

ハードシェルということで、無理やり詰め込むことは不可能ですので、サイズに対して容量は少なめです。

重量はそこそこありますが、フィット感が良いためか、ツーリングで使用しても肩が凝ったことはありません。

いざという時は拡張して25Lとなりますので、ツーリング先でお土産を買っても対応できます。

20L状態でノートPC、カッパ、ダートカバー(後述)、モバイルバッテリーなど、日常で持ち歩くものを入れても、やや余裕があります。

20L状態
25L拡張時
開口部最大約22cm

内装はポケットが多数あり、サイズも使いやすいため、整理整頓しやすいです。

ノートPCのスリーブはMacBook Pro 13インチ(2011)でピッタリですので、昨今の薄くて狭幅ディスプレイのノートPCであれば、15インチも入るかもしれません。

MacBook Pro 13(2011)収納
最狭部でも500mlペットボトルは余裕
ワークマンのカッパ収納
OutdoorResearchの折りたたみキャップを収納

トップ部のポケットに財布や小物を収納できます。

シッカリと止水ジッパーですので、突然の雨にも安心です。

意外に容量があるので、財布、ポケットティッシュ、鍵束、折りたたみキャップなど結構詰め込んでます。

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フィットするのにムレない背面!

いかにも空気が流れそう

背面はエアフロー構造となっており、ムレを大幅に軽減しています。

心地よいフィット感ながら、ムレないのはとても優秀です。

そのフィット感は、背負わずバイクに乗ると不安になるほど。病みつきになりますよ。

付属品も充実

「ウェストストラップ」は効果絶大!

ウェストストラップ

ウエストストラップを使用すれば、重量が腰に分散され、肩の負担が大幅に減ります。

脱着は一瞬なので、普段は使用せず、ツーリング時のみ使用しています。

コンパクトなので、荷物に入れておいて、重いときだけ取り出すなんて使い方もOK。

オプションで立派なウェストベルトがあるので、気に入ったらグレードアップするのも良いですね。

「フォンポケット」までついてくるとは!

フォンポケット

脱着式フォンポケットは、単品でも売っている、シッカリとしたものです。

私のP20 Pro(カバー付き)でも入るので、iPhone Xなどは余裕です。

ここにまで止水ジッパーが使われており、実用性はバッチリがあります。

とはいえ、信号など短時間でジッパーを開け締めするのは厳しいため、私は「Chrome Phone Pouch」を取り付けています。

こちらはベルクロ(マジックテープ)ですので、一瞬で開け締めできます。

スマートフォン自体が防水ですので、雨は気にしていません。

Dカン(フック)が付いているので、鍵も付けられて重宝しています。

クロームのフォンポーチ

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オプションパーツが充実!レッツカスタム!

ボブルビーには様々なオプションが有り、用途に合わせカスタムできます。

外装パーツも別途買えるので、色に飽きたら交換できるのも魅力ですね。

「カーゴネット」でなんでも括り付けられるぞ!

カラー部分を黒染めしています

カーゴネットは見た目通り、なんでも括り付けられるネットです。

ウインドブレーカーやカッパだけでなく、自転車のヘルメットなどもOKです。

私は普段はペットボトルなど、すぐ取り出したいものを入れています。

ツーリング時は休憩中にジャケットを入れたり、濡れたカッパを入れて乾かしたりなど、便利に使っています。

荷物があまり入らないボブルビーにはかなり便利な装備です。

「Type A」「Type B」と二種類ありますが、違いは色のみ。

20L/25L用がありますので、間違わないように注意してくださいね!

500mlペットボトル収納
ワークマンのカッパ収納

「Dirt Cover」で雨でも安心!

すごいネオンカラー

ダートカバーは文字通り、泥除けのカバーです。

ボブルビーGTX自体基本的に雨に強いため、土砂降りなどでない限り、レインカバーが必要ありません。

そのため、どちらかというと林道などオフロードを走る方やフェンダーレスカスタムしている方向けと言えます。

ボブルビーはリフレクターが少なく、私のマットブラックは被視認性が悪いので、ネオンカラーは安全性としてもGood。

コンパクトに収納出来るので、とりあえず常備しています。

収納状態

「X-CASE」

X-CASE(20L用)

X-CASEはボブルビーのカーブ部分に取り付ける外部収納です。

容量1.8Lで、詰め込めばカッパ程度なら収納できます。

内部はアルミシートとなっており、保冷効果が期待できそうです。

カーゴネットと一応の併用もできますが、X-CASEが開けづらくなり、カーゴネットの容量も激減します。

こちらも20L/25L用で別物なので要注意。

500mlペットボトル

まとめ:一度使うと、無いと不安になる安心感

意外に病みつきになる背負い心地と安心感です。私はもう手放せません!

こんな方におすすめ

  • 安全も気になるけど、見た目も捨てられない方
  • 通勤通学ライダーで、プロテクタージャケットは面倒な方
  • モタード、ファイター乗りの方

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  • この記事を書いた人

kei

東北生まれのUXデザイナー。 お金を使えない貧乏性タイプ。

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